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2014年 07月 28日
あえぎ声を我慢して呻く姿。そしてシーツを握り締めてタオルケットを強く噛み締める。君が快楽に身を委ねて眉間に大きな皺を寄せるその表情は僕だけのものなんだ。
上から覆いかぶさるようにしていた僕が、君を抱きかかえて上半身だけ体を起こさせると、君が横たわっていた場所のシーツに汗で染みができていた。それは清楚な感じの君に似つかわしくなくて、一層僕を興奮させた。 僕の中の君のイメージを汚せば汚すほど、君が僕の元に近づいてくるように感じていた。僕だけに見せる淫乱な君。体臭とは違う君が持つ体液のニオイは、僕だけが感じることを許された特権。それは滴ること無くネットリと纏わり付き、僕はそれを全て利用して腰を動かした。 君が帰った後も、枕には君のニオイが残っている。顔を枕に押し付けて、窒息寸前になるまで何度もニオイを嗅いだ。君が目の前でよがる姿を妄想して勃起し、3度もしたのに僕はパンツを脱いでいた。チンコを握ると、まだシットリと濡れていた。身の毛がよだつぐらい興奮したが、よく考えてみるとゴムをしていたんだから、濡れている原因は僕の精液なんだけどね。でもチン毛のあたりにネットリとした液体が絡んでいるのは、君が僕を受け入れてくれたの証拠。手でそれをチン毛から拭い取り、その手で強くチンコを擦りあげて4度目の昇天を迎えた。 疲れた体を布団に横にする。乾いて跡形も無くなった君の汗染みを舐めてみたら少し塩辛かった。どうしてそんなことをしたんだろうか。誰から見ても紛れない変態行為をしているのはわかっている。きっとその変態行為に大した意味なんて無く、ただそこにある現実を確かめたいだけだったんだと思う。 明日から続く人生なんていらない。君と今日、重なることが僕の生きる糧であり、それさえ満たされていれば食べることはおろか寝なくても良いと思っている。できるならば四六時中、君の体温を感じていたいんだ。 恋人になる前は色んなところに遊びに行った。しかしながら恋心が性欲に転化されると、家でツンツンしているほうが幸せだった。そうやって僕は、君にとってどんどんとつまらない男になっていく。逆に僕の気持ちは回数を重ねるごとに高まるばかりで、一晩に2回だったのが3回になり、行為はどんどんとエスカレートしていく。君の中をえぐるように何度も何度も。そうやって僕は愛情を確かめていたんだと思う。 射精に『自らの死』を感じたのはいつからだろう。自らの死というよりは、自分の分身を体外に出し、それは活路を見出すことなく死にゆく。まあ分身達が活路を見出してしまったら、中途半端にしか生きる術がなかった自分にとって、それはそれで恐怖以外の何者でもなかったんだけど。最近は君と僕の愛の結晶を残してもいいかなと思う。今の生活を全て捨てて、君のために働くことは厭わない。ただそれを決めるだけの根性は無く、そうなったら考えようと軽い気持ちでいた。 アロンアルファーで君と僕の体をくっ付けて、一生離れずに生きていきたいと本気で思うようになった頃から、君の表情が曇りがちな日が続いた。『どうしたの?』っていう問いかけはすごく空虚で意味の無いことだった。何か思うことがあるから暗い表情をしているんだし、その原因は僕にあることは明らかだった。それでも君の体を求めることだけは止められなかった。背徳感とは裏腹に、いつも以上に興奮する自分の異常性を否定したくてもそれに勝る狂気の欲望に寄生されていた。君は顔を背けて嫌悪感を露にするけれど、その唇をこじ開けてキスをする。だってそうだろう、いつもこうしていたじゃないか。僕は1週間前と何も変わらずにいつもどおりここにいて、君の事を一番に考えている。だから残酷なのは君のほうで、真剣に僕を見てくれていないからそんな表情をするんだろう。 人間同士の関係を作り上げるのはすごく時間がかかって大変だけど、崩壊する時はあっという間だ。何年も前に君と出会った頃のことを思い出すと、何で今こんなことになってしまったのかと悔やまれる。こんな悲しい結末になるならば、友達のままでいたほうがどんなによかったか。 残っているのは君の吸ったシケモクだけ。それを捨てられないのは僕の未練の表れか。セブンスターとセーラムが絡み合う様子を見ていたら、なんだか吐き気をもよおして、ゴミ箱へ灰皿ごと投げ捨てた。思いが強ければ強いほどに、その関係が破綻した時には反動も大きいことを初めて知った瞬間だった。
by atukim
| 2014-07-28 12:42
| 2014~夏~
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