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2011年 05月 24日
すずめの丸焼きの話。
焼き鳥屋でも、なかなか目にすることの無いすずめの丸焼き。 日本で一般ピープルが食べることができるすずめは、ほぼ 中国からの輸入であり、日本のすずめを食べることはまず無理。 まあ焼き鳥屋で『すずめ』を注文しようというチャレンジャーも あまりいないんでしょうがねw すずめを食べること自体が珍しい体験なんだけど、今日は 純日本産のすずめの『ジビエ』を頂いたときの話をしようと 思う。 これはオレの親友の家に泊まりにいった時の話である。 その前に少し余談を。 親友の親父さんは生まれ持った遊び人の気質で、家業である 製粉業は学校から帰った息子に全て任せて、自分は町の 寄り合いに行ってしまうような人だったようである。 遊びは酒だけに留まらず、狩猟の解禁日になると知人と 連れ添って、自宅で飼っている猟犬を携えて猟へ行く。 散弾銃による猟で、狙いは雉(キジ)。 これは基本的なルールらしいんだけど、銃は上に 向けてしか撃ってはいけないという。人に当たったら 大変なことになるから当たり前といえば当たり前なんだけど、 じゃあどうやって雉を撃つのか? 基本は飛び立つところをバン! そのために猟犬が、雉をある一定の方向へ飛び立たせるために 働くのだという。もちろん打ち落とした雉を探すのも猟犬の 役割で、飼い主とは強い絆でつながっている。 そんな猟をしていると、雉と一緒に飛び立ったすずめが 散弾銃の流れ弾を食らってたまに取れるのだという。 もちろんこの話は親友の親父さんから聞いたり、親友から 直接聞いた話だ。というのは、親父さんは癌で数年前に 亡くなってしまった。色々と世話になっていたので、 お通夜と告別式には参列させてもらった。 話を戻す。 『雉は無いが、すずめのちょんちょん焼きを食ってけ!』と 親父さんはいい、お袋さんと親友はベランダで七輪に炭を おこしてすずめを焼いてくれた。 これが衝撃的な姿焼きというか丸焼きで、さすがのオレも かなりとまどったwまじでこれを食うのか!?と真剣に その場で悩んだんだもんw 今思えば、それは最高のおもてなしである。 金を出しても手に入らない一品なのだ。 親友に食べ方を聞きながら、恐る恐るとりかかる。 ヤツはニヤニヤしながら『これが一番旨いんだ』と、小さな 頭を一口でパクッといった。まじかよ・・・。 モノは試しだ! 覚悟を決めて、カプッ!とウズラの卵のような頭をいった。 実際のところ味はよく覚えていないが、焼き鳥で例えると 軟骨のような食感と同時にレバーのような独特な風味が 広がった。なかなかいける。 とはいえ、すずめだから身を食うってよりは皮を食うと いったもんで、食べる所は少なく骨をしゃぶるといった ような感じだった。 もちろん親父さんが絞めているので、店で出されるような 雰囲気の物ではない。羽のむしり残しがあったりして、 グロテスク感はそこかしこに見え隠れしていた。 がむしゃらにすずめにしゃぶりついていると、何か口の中に 硬い石のような感触。出してみると見慣れない鉄の塊。 そう。 それがすずめを絶命させた散弾。 まあそんなわけで完食。 初めて陸上で生きる二本足の野生の生き物を食べた。 さっきも書いたけど、時が経つにつれ、その貴重な体験を させてくれた親父さんには感謝の気持ちは大きくなる一方だ。 もちろん親友にも。 話は別だけど、それからというものケンタッキーでは 棒状肉もあばら肉も、骨以外残すことが無くなったw 軟骨はもちろん、たまにレバーや内蔵が入っていると 『ラッキー!』とさえ思えるようになった。 秋刀魚の内臓や、鮎の頭を食べるのと同じなのだ。 一見グロい物を美味しいと味わうことができる、味覚の発達。 大人って感じだね。 というわけで今日はここまで。 ジビエの話はまだまだたくさんあるので、また機会が あったら書こうと思う。
by atukim
| 2011-05-24 19:25
| 変な日常
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Comments(3)
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atukim at 2011-05-26 09:32
>あや殿
食に対する意識とか、もちろん味覚もそうなんだけど 経験することで一歩賢くなるというか、大人になるというか。 マグロなんかの大きな魚の目(DHCが豊富だという)なんて 普通は怖いと言って食べない人のほうが多いけど、 やっぱり希少価値が高い部分だからオレは誰も手をつけない ならば率先していただく。オレが食べている姿を見ると、 友人たちも『おぉ、食べれるのか・・・』と少しトライしたく なったりするらしい。 友人から受ける影響って結構大切だったりしますよね。 でアヤちんの隠されたエロの開花は、完全にオレの影響 ってことですなw
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acky
at 2011-06-07 19:47
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食べたことないけど、実家から近い神社ではお正月になると、雀が串にささって丸焼きの出店が出てたのを思い出した。
あれは見た目勇気いるよね。。 でも、牛や豚、ニワトリなんて普通に食べてるもんね、魚、特にウナギなんて見慣れてるけど、初めて見る人にはウギャーって感じだよね。 グロいもの食べさせられるなら、言わずに見た目もわからないように食べてみたいな。
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atukim at 2011-06-08 08:39
>アッキー殿
普段我々が口にしている食肉は、ほとんど飼育されているもの だから『野生』を食べることってほとんどないんだよね。 山や森が身近にある世界で生きる人が近くにいると、鳥類は もちろん熊や猪なんていう肉を鍋で食べる機会もあったりなかったりw 丸焼きを見ると心がチクチクするってことは、命を頂いて生きている ってことを感じているってこと。大事なことだと思ったりするけど、 美味しくいただくには、やはり見た目は大事よねwww
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