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2017年 09月 15日
少年時代のオレは、プロレスはどちらが真の男であるかを決める勝負みたいなものだと思っていた。アントニオ猪木は強くて誰にも負けない。長州力と藤波辰爾はいい勝負をし、木村健吾・木戸修・越中詩郎やアニマル浜口がいた。そして蝶野正洋・武藤敬司・橋本信也は闘魂三銃士としてまだベビーフェイスとして新人レスラーだったし、馳浩や佐々木健介、ヒロ斎藤が脇を固めていた。全日と新日、好き嫌いはあれどあの頃はゴールデンタイムにプロレスが放送されていたから、学校で話題にならない日は無かった。屈強な男たちのパフォーマンスは少年たちの憧れだった。
あれはプライドでの試合だったか、ドンフライと高山が試合をした時のことは今も脳裏に焼き付いている。もうその頃にはプロレスは深夜放送になっていたが、それでもコアなファンにはたまらない時代だった。『プロレスはやらせ』なんていう人もいて、オレ自身もある程度のシナリオはあるのを承知でそれを楽しんでいた。FMWを首になった大仁田厚がノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチを引き連れて新日本プロレスに乗り込んできた時は、色んな意味で複雑だったがそれはそれで面白かった。真鍋アナとの三文芝居も当時話題になっていた。そんな新日本プロレスにも総合格闘技の流れが押し寄せてくる中で登場したのがドンフライだった。これがバチっとハマるヒールで、nWOやTEAM2000同様に魅力のあるキャラであり反則を繰り出しながら勝ちまくるのがたまらなく憎らしいのだ。そのドンフライがプライドに参戦。高山との殴り合いがそこで生まれたわけだ。 高山善廣がドン・フライとガチンコで殴り合っている姿を見て、当時のオレはテレビ画面を見て『マジか・・・』とつぶやいていた。高山は顔の形が変わるほどドンフライに殴られ、その時の顔の変形は傷は癒えてもその後そのままだったから凄まじい衝撃だったんだと思う。その後に高山は脳梗塞で倒れたが不死鳥の如く復活した。なんて人だ・・・と思っていた。 そんな高山善廣が今年5月の試合で頸椎を完全損傷し、現状で回復の見込みがないことを知ったのはつい先日だった。『嘘だろ・・・』と言葉を失った。事実はそれ以上でも以下でもない。専門家ではないが俺も長いこと生きてきたから、頸椎損傷が何を意味しているのかくらいは何となくわかる。 プロでも一瞬の気の迷いや、数ミリの動作のブレで取り返しのつかないことになってしまう。それは人間のやることだからどんなに訓練しても仕方が無いこと。でも生きているかぎり高山善廣はきっと諦めないはずだ。誰に何と言われようと、どんな形になろうと我々の前に現れてくれるはずなんだ。もし動けなくとも、高山善廣は文章で我々の前に現れてくれるかもしれないし、音声でメッセージをくれるかもしれない。我々は彼の戦う姿からメッセージを受け取っていたが、それ以外の方法でだって彼が戦う姿を見たい。あの戦いはどうだったとか、あいつはどういうやつだとか、色んな昔話だって聞きたい。過去の話なんてしたくないぜ!なんて高山善廣は言いそうだけど、我々は過去のベストバウトを永遠と語る高山の姿だって見ていられると思う。なぜならプロレスラーは我々の憧れだから。
by atukim
| 2017-09-15 22:22
| たまに真面目
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Comments(2)
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