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2017年 09月 13日
石原真理子がコンビニで弁当とお茶を万引きして捕まってしまったニュースはもう何か月も前の話で、『お前、いつの話をしているんだw』と笑われそうだが、世知辛い世の中の本質をそこに見てゾッとしたのを思い出してこうやって駄文を書き始めている。もとい食べるモノにも困った挙句、売り物に手を出すなんてのはかなりの末期状態だが、財布には3000円入っており『他に買いたいものがあった』のだという。人間は生きるための最後の手段ならば窃盗もするだろうけれど、その理由のショボさと犯罪に手を染めてしまうハードルの低さに正直辟易する。
未来がどうなるかなんて誰にもわからない。だからこそ『安定』した職業や収入を基本とした生活をする人もいるし、反対に今を謳歌して稼げる時に色んな物を一気に手に入れる人もいる。アリとキリギリスみたいな話になりそうだけど、オレはその真ん中辺りを涼しい顔で通り抜けられたらいいな~と常々思っているのです。しかしながら現実は、流れ弾に当たらないように常にほふく前進。いつ終わるとも知れない戦いの渦の中でもがいている。 それはさておき、500円のコンビニ弁当を盗むくらいならば、オレはその辺の河原に生えてる野草でも茹でて食べます。山に分け入って渓流で魚を釣ったり、海で糸を垂らしてその日の糧を得ることくらい容易いです。さすがに素手で獣を獲ったことはないけれど、その日暮らしは得意です。仕事に追われてそれが生活のサイクルになっているけれど、もし仮に社会的地位を失って無職となっても、最初は悲しいかもしれないけれど『食べるために生きる』から『生きるために食べる』に切り替われば、きっとそれはそれで幸せな生活が待っているような気がするんです。 人間らしい生活とはなんだろう?まずは住む家があり、テレビがあって冷蔵庫には冷たい飲み物があり、電話一本すればできたての食べ物が玄関まで運ばれてくる。毎日満員電車に乗って痴漢に間違われないように吊皮を両手で握って通勤する。ビルの隙間で大きな音を立てて勢い良く回るエアコンの室外機から、生暖かい風が当たり前のように放出される。地下鉄の生臭く油臭いようなニオイに慣れ、街を歩いていても誰とも目が合わないことに居心地の良さを感じる。流行りの服を着て、流行りの場所へ行き、流行りのうたを歌う。誰かが作った価値観に合わせて生きることに幸せを感じる。個人情報保護が叫ばれる中、率先して自撮りした写真をインスタにあげることに必死。自分の物差しで自らの幸せ量を推し量るよりも、他人の色眼鏡を気にして必死に自分を偽る。でもそれが自分らしさ。それが人間らしさだと固く信じている。実体のないことを信じすぎると、それが幻想だと気が付いた時に取り返しなんてつくわけない。 『土に根を下ろし 風と共に生きよう 種と共に冬を越え 鳥と共に春を歌おう』とシータが言った。なんだ、普通じゃん!って子供心にオレは思ったけれど、豊かな暮らしの根源は自然の中にあるわけで、面白そうな機械的な生活は未来永劫生き続ける力はない。 何か面白そうな都会東京に自分の夢を重ねて浮世離れした生活に溺れることに生きがいを見つけても、歳を取ってしまえばそこは生きずらい場所でしかない。希薄な人間関係。孤独死。ぼんやりとした危機感は、うかうかしていると現実としてあなたを包み込み始める。 ただそんなことは恐れるに足らない。なぜなら携帯の中の電磁関係に繋がりを見つけたならば、その人と本気で話をしてみればいい。会って本当の友達になればいい。男女が会ったって別にセクロスなんてしなくてもいいわけです。月に1度、何気ないことを話す友達から始めたらいい。だってオレ達はそうやって人間関係を作ってきたじゃないか。小学生だった頃、所有するカブトムシの大きさの自慢大会で何人の友達が増えたか。中学の頃、バレー部の麻美先輩の巨乳が半端なく、ジャンプした時に揺れるEカップ(推定)を何度となく見に行った同級生とは、今も酒を酌み交わしているじゃないか。大人になってからだって同じだ。この人は自分に利益をもたらしてくれるか?っていう思考回路を捨てて、容姿に囚われず言葉を交わそう。嫌なら離れればいいし、良さそうならまた会えばいい。ただ相手を裏切るようなことをすれば人間関係なんて成立しない。誠実であること、どんな相手に対しても優しくあること、自分の意思を持つこと、幼稚園で習ったごく簡単なことを守ることができたら、そこにはかけがえのない関係が生まれるんだと思う。 最近オレは嘘ばかりついている。それは口から出まかせを言っているってわけではない。自分自身に嘘をついて生きている。それは自分が選んだ道であるから今更曲げることは許されないし他人の期待に応えないといけないと勝手に決めつけて。そんなの信念でも何でもない。嘘で塗り固めた自分を演じて、可も不可もない生活に満足したような顔をしている。『こんなはずじゃなかった』と思ってしまったら自我が崩壊してしまうから。『変化』を期待しながら現状維持も望んでいる欲張りボーイなのだ。 まあなんていうか話が幼稚で申し訳ないけど、もういい歳になるのに悩みが少年過ぎるわ。親父やお袋・じいちゃんばあちゃんも同じような悩みを抱えていたのだろうか。自分の進むべき道はこれでいいのか。誰も教えてなどくれない人生というワインディングロード。もっと欲深くなっていいのか?もっと世の中に尽くすべきなのか?答えなどない。 そして最終的に定位置に戻ってくる。コンビニの弁当は金を出して買おうと。それができなくなった時に、オレは本当の意味で解放された生活に戻れる。それまでは資本主義社会の中で戦い、現代人っぽい生活にうつつを抜かすのだ。
by atukim
| 2017-09-13 23:59
| ホントに普通
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