カテゴリ
全体 それでも恋は、恋 世界に一つだけの花 弾丸すすきのツアー 2014~夏~ 14番目の月 小さな恋の歌 インスタントラブ ありがとうとチップスター 吉原体験記 ホントに普通 飛田新地体験記 やれたかもしれない エロの伝道師 ちょいエロ 風俗日記 痔を克服するための格闘 日本性交研究所 童貞課 変な日常 インチキ占い 普通じゃない人達 たまに真面目 夢を熱く語るおっさん メールはこちら お薦めサイト フェチを熱く! 出会い系サイト にゅーす 検索の旅 毛じらみ発生! ブログ強化月間 クリスマス○○○ タバコ呪縛からの開放 妄想の巻 ~について考える 山田のチンコ話 どうでもいい戯言 以前の記事
最新のコメント
フォロー中のブログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年 12月 20日
あなたのマンPのニオイは忘れない。
本当に大事だった人は10年経とうが20年経とうが忘れることは無い。ただ記憶が曖昧になるのは人間なので仕方が無いことで、あの人がどんな音楽が好きだったのかは思い出せても、覚えてしまうほど聞いた曲でさえ今となっては全てを口ずさむことはできない。 『今日はどこでご飯食べようか?』 二人ともお金なんて持っていなかったから、『どこでご飯食べようか?』というよりは『吉野家とミルキーウェイ、どちらにする?』って感じだった。 お金を稼ぐために日雇いのバイトもした。日雇いというよりは、当時持てはやされていた『派遣バイト』に彼女と一緒に登録して、2人で一緒にバイトに行った。一時も離れたくなかったというのも正直あったけど、バイトすらも楽しく過ごせたら最高だよね!っていう、今考えたらすごく舐めた意識で仕事をしていた。夏の炎天下の中、二人でクマとウサギの着ぐるみに入ってショッピングモールで風船を配ったこともあったし、コンサートの警備をしたことや道路の交通量調査を丸一日したこともあった。 金も無いのに二人ともパチンコが好きで、バイト代が入ったらそのままパチンコ店へ行った。不思議と二人で勝って、その金で高級温泉旅館に泊まりに行ったこともあった。当時はまだ珍しかった貸切風呂で、デカイ声を出してセクロスをしたのは良い思い出だ。 移動はいつも自転車。二人乗りじゃなくて、各々が自転車を持っていた。10kmくらい離れた場所でも躊躇無くペダルを漕いだ。一人なら辛い坂道も、二人で話しながら進めば苦じゃなかった。どんなときも目的は一緒にいること。 あの子のマンPは生ゴミのようなニオイがした。何かの話の流れで、前に付き合ってた男とはピルで避妊をしていたと聞いた時、『中出しは当たり前で、毎回元彼にさせていた』とオレは脳内変換した。そしてオレと付き合うようになってからはピルはやめたと言った。瞬間的にあの子のマンPの生ゴミのようなニオイはそれが原因だと思った。それまでは全く気にしてなかったニオイだったのに・・・むしろそのニオイが興奮を加速させていたのに、その話を聞いた夜のセクロスは吐き気が止まらなかった。 ある日彼女は2回の中絶経験があるとオレに話した。話し出した途端に彼女は、大きな目にいっぱいの涙を溜めていた。オレはその涙がドッと流れ出す様子をただ呆然と見ているしかなかった。浅はかな考えしか思いつかないオレからは、彼女を慰める言葉は何一つ思いつくことは無かった。彼女とは出会ってからもう10年以上経つ。付き合ったのは半年前からだけど、自分でさえも持て余してしまったその深すぎる悲しみを、ようやくオレに打ち明けられた彼女の表情には、安堵も混じっているように思えた。元彼と付き合っているときにピルを服用していたのも、そんなことがあったからだということは、さすがのオレにも容易に想像ができた。 オレは何も言わずに彼女を強く抱きしめた。『オレは一生かけてこの人を守ろう』と本気で思った。生で入れてみたいと頭をよぎる事はあれど、彼女を深く傷つけることは必至なのでこれからはその素振りすら絶対にしないと心に決めた。 それから3日後にオレは振られた。 ちょうど12月のこんな時期だった。都心に雪がチラつくほど寒い日に別れを切り出された。『あなたのことは嫌いじゃないけど、私にはあなたじゃなかったみたい』だって。あれから何年も生きてきたけど、人生でこの日ほど混乱した日はまだない。今でも心のどこかで女性を信用できないのはこのトラウマのせいだろう。オレがどんなに強い覚悟を持っていようと関係ないんだと思った。冷静に考えれば考えるほど、オレの物差しと彼女の物差しは絶対に一致することは無い。白と黒、光と闇、180度かけ離れていた。それまで大事に紡いできた関係なんて彼女にとっては塵みたいなものだったわけだ。 オレが理想を高く設定しすぎているからなんだろうか。男と女の関係にハッピーエンドなんて無い。深く信じれば信じるほど、その後の絶望も深くなる。一昔前は浜崎あゆみで今は西野カナ。若い女が聞く恋愛歌は悲しく鳴り響き、中島みゆきの言葉に酔いしれる。それでいいのだ。 まあオレにトラウマがあるとすれば、それは公衆便所の入室中の個室を誤って開けてしまい(鍵の掛け方が甘かった)、和式便器にまたがったオッサンの尻から垂れ下がるウンコを見たことくらいだから、この話は完全なる妄想なわけです。 なんか久々にブラックな感じの話でいいっしょ?
by atukim
| 2013-12-20 19:12
| ホントに普通
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||