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2013年 02月 28日
どうしたって頭から離れない。
漢字一文字。それを見て何か連想することってない?オレの場合はそれが、誰かの『名前』の一文字だったりする。身近な友人はもちろんのこと、小・中学生の時にも全く付き合いがなかった人を思い出したりすることがままある。 中学生の頃、知的障害を持った友人(今となっては全く繋がりはないが)が同じ地区に住んでおり、毎日学校へ一緒に通っていた。一緒に通っていたってのはちょっと違うな。オレは部活をしていた時は6:30、部活を卒業してからは7:30に家を出るという登校スタイルだった。周りに同じ部活の友人はなく、誰かと待ち合わせをして登校するなんてことは一度もなかった。 彼は学年が一つ下で、オレが2年になると彼は中学の特別学級に通うことになった。彼は通学路の電柱に隠れて、いつも同じ場所でオレがそこを通るのを待っていた。部活に所属しているわけでもないのに必ず先にそこにいた。オレは彼に何かを話しかけるようなこともなくそこを通り過ぎると、一定距離を保って彼は後をずっと付いてくる・・・そんな感じだった。会話もほとんどない。ただ彼は毎日、何度も何度も後ろから『バーカバーカ』とオレに向かって言ってきた。最初はかなり不快だったので『おい!やめろ!』と追いかけ回したんだけど、彼は『誰か助けてー!』とマジなトーンで周りの人に助けを求めるもんだから、毎回オレが悪者になる。だから早々に彼を追い回すのをやめて、無視することに決めた。 彼は見た目からも完全に知的障害とわかる感じで、とかく中学生の頃はどうしても忌み嫌われてしまう存在だった。彼も彼で、周りの人たちに悪態をついたり唾を吐いたりするのが日常茶飯事。オレにはそれが知的障害からくるものなのか、それとも彼はわざとヒールを演じて自尊心を保っていたのか、それがよくわからなかった。ただ、見た目が可愛いかったり胸が大きい女子には躊躇なく抱きつくのを見ると、『こりゃ完全に欲望に突き動かされている』と感じずにはいられなかった。でも『やめておけ』と諭せばすぐにやめた。 そんな彼にもルールがあったんだろう。彼はオレに対しては絶対に唾を吐かなかった。友人として認めてくれていたのかは定かではないけど。 彼の名前はあまり耳にすることがない特徴的な名前であるがゆえ、アレから何十年も経つ今も、同じ名前の人に偶然行き会ったりするとどうしても彼を思い出してしまう。また先にも書いたとおり、彼の名前に使われている漢字一文字を目にするだけで、彼と学校に通った昔の思い出が甦ってくる。いや、一緒に通ってはいないのだw そんな彼とは高校受験で離れる事になり、その後どうしているのか全く分からなかった。しかしながら先日、何十年ぶりかに偶然家の近くのスーパーで見かけた。声を掛けてみたら、彼は何となくではあるけどオレのことを覚えている感じはあった。まあ実際にはうまく会話にはならなかったけど。しかしあることがきっかけでスーパーの中で2人で腹を抱えて笑うことになった。それはどういうことかというと、もう見るからに彼の頭が禿げあがっており、オレは『おい○○、お前完全に頭が禿げあがったなwww』と頭をペチペチやると、『ウフフ^^』と彼は微笑みながら薄くなった頭を手の平でスリスリ。頭を撫でるその所作は、ネタとして何度も使っているようなそんな仕草に見えて、懐かしさと合わさって久しぶりに声を上げて笑った。オレ達の背景を知らない周りの人から見たら、きっとオレが知的障害の彼を一方的にいじめているように映ったろう。まあそんなのはどうでもいい。 中学生の頃に一度だけ、登校中に彼が道に落ちていたびしょ濡れになっているエロ本を、オレの所に持って近づいてきて『ウフフ^^』と微笑んだ。そして一緒に汚いエロ本を見たのを、オレは思い出していた。
by atukim
| 2013-02-28 18:04
| 変な日常
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Comments(2)
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