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2011年 05月 19日
虚像で塗り固められた世界。
テレビなんて全て『やらせ』というかデキレースだと思って オレは見ている。それはニュース番組や報道番組でも同じ。 どこぞのTV番組で、島田紳助が若い芸能人をバカ扱いして 喜んでいるのが最たる例で、紳助はアナウンサーが読み上げる 問題の答えをチラッと横目で確認して、 『お前らそんなんもわからのか?』と、答えを得意げに言う。 (もしくはアナウンサーに必ず正答を言わせる) その知ったかぶる姿を目の当たりにすると、何とも言えない 感情が湧き上がってくる。 バカの振りをしている芸能人も、紳助様様にいじられようと、 必死なのがミエミエで気持ちが悪い。その証拠に、流れが 正答を連発する方向になると、突然バカが優等生に変化する。 上番組で上地雄輔は以前、かなりぶっ飛んだバカを演じていた のを覚えているが、最近はなぜか普通になった。 その姿にかなりレベルの高いお笑いを感じる今日この頃、 皆さんお元気ですか? もといNHKは個人で受信料を払っているけど、民放各社は無料 なんだもん。そこには『広告料金』という莫大なお金が動いて いるのは誰が見ても明らかで、舞台裏では無法なことも 行われていてもおかしくない。テレビ局の原動力となる資金源と なっているスポンサーの力は強大だろう。 テレビに映る芸能人を見て『かっこいい』とか『かわいい』とか 思うことはままある。ああいう世界だから、見た目が最高の 人が出るのは当たり前。かわいいけど性格が悪いだの、楽屋での 態度が最悪だのというのは視聴者的にはどうでもいい。 どうでもいいってのは言いすぎかもしれないけど、芸能人の 背景を知るよしなんてさ、知り合いでもないかぎり絶対ない。 だってそうでしょ。 その芸能人の噂話も所詮テレビで誇張されて言われていたり、 ネットでまことしやかに囁かれている程度だ。 本人がブログを発信しているなんてことも最近は多いけど、 実際のところそれも本人が書いているかなんて怪しいもんだと オレは勝手に思っている。 必要とされる条件さえ満たしていれば、背景なんて関係ない。 我々がスーパーで安いものばかりを求めたり、焼肉店で300円の ユッケを食べたり、激安の牛丼を食べたりするのと同じ。 ヴィトンと名前がついた中国製の財布を喜んで買うと同じ。 一番最初にも書いたけど、虚像で塗り固められた世界が今の 日本を少なからず動かしている。情報を発信するテレビ局の 裏では、スポンサーが放送されたくない情報が隠されるのは 言うまでもない。それがテレビなんだ。みんな、わかっている とは思うけど、そこを再認識しておく必要がある。 具体的には言わないけど、わかってもらえるね。 そこで働く芸能人もきっと苦悩を抱えているはず。 さっきも書いたけど、芸能人は求められたキャラクターを 演じているだけ。自分がやりたいことを自由にやっている人 なんて一握りなんだと思う。 所属する事務所に支持されたことを忠実にこなす。 所詮、会社員と同じような上下関係があるんでしょう。 経歴や人格を否定され、使いやすいキャラクターを演じる。 スタジオは華やかなで豪華な世界に見えるけど、裏を覗けば きったない張りぼてが関の山だ。 汚い部分は全て隠し、華やかに見せる。 使いやすい人間が重宝され、力のある人間に奉仕した者が テレビ画面に登場する。オレが頭の中で妄想をするような、 口に出すのもはばかられる究極にエロいことが、実際に接待で 行われているんだ。パトロンだよパトロン。 だからこそ芸能人は一般人なんかより高給なんだろう。 女性は一番輝く時期に死ぬほどこき使われて、輝きがくすんで きたらさようなら。 かわいそうだと思う人も多かろう。でもそれは一視聴者である みんなが望んでいることに他ならない。かわいそうなんて思う ことこそが綺麗ごとなんだ。 それにスタジオから一歩外に出ればプライバシーはない。 自分の顔を多くの人が知っているなんてさ、それこそ恐怖以外の 何者でもない。 話を最初に戻す。 直接目で見たり耳で聞いたりすることは信じやすい。 しかしテレビもラジオも『又聞き』なんだよ。だからそれを発信 する者を信用できるかどうか、そこが大事なんだ。 テレビの情報は崩壊している。
by atukim
| 2011-05-19 11:35
| ホントに普通
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